シルヴィア・コスタ講演会「イメージの求心力:アイディアを舞台上に具現化する方法」開催(9/19)

シルヴィア・コスタ講演会
「イメージの求心力:アイディアを舞台上に具現化する方法」
ロメオ・カステルッチの共同演出家、シルヴィア・コスタの芸術世界と実践


シルヴィア・コスタ演出「にんじん」photo © Matteo de Mayda

ロメオ・カステルッチの共同演出家、シルヴィア・コスタの芸術世界と実践

9月21日から開幕するバイエルン国立歌劇場来日公演『タンホイザー』(公益財団法人日本舞台芸術振興会による招聘)の共同演出家として来日中の若きアーティスト、シルヴィア・コスタを迎えての講演会を開催します。

イタリア・トレヴィーゾ出身のシルヴィア・コスタは2006年から10年以上にわたり、イタリアの鬼才演出家ロメオ・カステルッチの右腕として、2006年以後の全カステルッチ演出作品において共同演出およびパフォーマーを務めてきました。フェスティバル/トーキョー09で上演された『Hey Girls!』、『神曲—地獄編』では主演を務め、夢の島で上演された『わたくしという現象』では共同演出を手がけるなど日本の観客にも鮮烈な印象を残しています。

2012年から自身の創作をはじめ、演劇というメディアの可能性を掘り下げる実験的な試みは、舞台演出に留まらず、インスタレーション、映像、装置や衣装のデザイン、アクティング、子供を対象とした作品など、あらゆる芸術の探求と結びつき拡張しています。2016年に続き2018年のフェスティバル・ドートンヌ・パリでの新作上演が予定されるなど、その若き才能には大きな注目が集まっています。

今回の講演会は、日本で初めてシルヴィア・コスタの芸術世界を本人に語っていただく機会となります。まず前半部では、ミュンヘンでの初演後大絶賛を浴びた『タンホイザー』(作:リヒャルト・ワーグナー)、その新演出の鍵となるコンセプトや、それを想像の世界から舞台上に実現する創作プロセスについて詳しく伺います。また10年以上にわたるロメオ・カステルッチとの共同作業について、いくつかのキーワードごとに分析を加えながらお話頂きます。講演会後半は、コスタ氏自身の創作にフォーカスし、特に2018年秋にフェスティバル・ドートンヌ・パリでの上演を予定している最新作の構想に至る、自身の創作の思想、方法論について詳しくお伺いする予定です。

聞き手はフェスティバル/トーキョー09-13の初代ディレクターとしてカステルッチとコスタを日本に紹介してきた相馬千秋(芸術公社代表理事/立教大学特任准教授)が務めます。

日程:2017年9月19日(火) 19時〜21時
会場:イタリア文化会館 アニェッリホール (アクセス
事前予約制・無料 こちらのお申込みフォームからお申込ください。
言語:イタリア語、日本語逐次通訳つき

主催:シアターコモンズ(NPO法人芸術公社)、イタリア文化会館
協力:公益財団法人日本舞台芸術振興会(NBS)
お問合せ:contact@artscommons.asia (芸術公社)


バイエルン国立歌劇場「タンホイザー」 photo: Wilfried Hoesl

公演情報 バイエルン国立歌劇場「タンホイザー」
指揮:キリル・ペトレンコ/演出:ロメオ・カステルッチ
日時:2017年9月21日(木)、25日(月)、28日(木)
参考:ロメオ・カステルッチ インタビュー映像

 

photo : Silvia Costa © D. R.

シルヴィア・コスタ Silvia Costa  
演出家。イタリア、トレヴィーゾ出身。ヴェネツィア大学で舞台芸術および視覚芸術を学ぶ。2006年の卒業以後、演劇という変幻自在なメディアについてあらゆる角度から考察し、その未知の可能性を開拓する実験を行ってきた。演出や出演のみならず、衣装デザイン、照明も自ら手掛け、演劇作品やパフォーマンス、インスタレーションなどを多数創作。2012年以後は子供向けの作品も発表し、2016年にはフェスティバル・ドートンヌ・パリの一環でナンテール=アマンディエ劇場にて「にんじん」(原作:ジュール・ルナール)を演出し、フランス文学の忘れられたページに新たな扉を開いた。また2006年以後、ロメオ・カステルッチが演出する全作品においてアーティスティック・コラボレーターおよびパフォーマーを務めている。www.silvia-costa.com