og

芸術公社ゼミナール

芸術公社ゼミナールとは?
芸術公社は、芸術と社会の関係性を更新することをミッションに掲げ、国内外で様々な芸術文化事業を展開するNPO法人です。13名の設立メンバー+2名の新規メンバーは、プロデューサー、エディター、リサーチャーなど、アートと社会をつなぐための異なる専門性、スキル、言語を持つエキスパートたち。本ゼミは、普段、アートプロジェクトの企画・制作・運営や、それを取り巻く文化政策、法務といった芸術文化環境の現場の最前線に立つ芸術公社メンバーが講師となり、それぞれが長年の実務経験の中で構築してきたスキルから、その背後にある考え方や仕事の文法を、わかりやすく解説し、ともに学ぶシリーズです。

芸術公社ゼミナールの特徴

1.    アートと社会をつなぐ職能の思想と最新スキルを学ぶ
芸術表現の多様化や機会の増大に伴い、アートと社会をつなぐ職能も日々進化しています。芸術公社メンバーは、まさにその最前線で格闘するプロフェッショナル。現在進行形で紡がれる思想や最新スキルを、講義と対話によってわかりやすく伝授します。

2.    ビギナー目線から、徹底解説!
本ゼミナールは、芸術公社にインターンとして関わる4名の学生が主体となって企画運営しています。各回のゼミは、彼らが事前に投げかけた質問に丁寧に応答する形で構成されますので、ビギナーの方でも安心してご参加頂けます。

3.    オムニバス形式で、聞きたい回だけ受講可能
日々忙しい社会人の方にも気軽にいらしていただけるよう、本ゼミナールは平日の夜の時間帯に開催、聞きたい回だけの単発受講が可能です。もちろん全シリーズ通しての受講は大幅割引で大変お得。また、各回終了後には講師や受講者を交えた懇親会を開催、ネットワークの拡大にも繋がります。

こんな方にオススメです
・  国内外の芸術活動の現場を支える制作やマネージメントに従事している、あるいは興味がある方
・  リリサーチやPR、翻訳などにおけるコミュニケーション能力の向上など、具体的なスキルを獲得したい方
・  現場での課題を通して社会と芸術の繋ぎ手としての考えを深めたい方

スケジュール/講師陣およびテーマ 
*詳細はページ下段にスクロールしてご覧ください。

<ゼミ1> 7月8日(金)19:00-21:30  相馬千秋 *定員に達したため予約終了
プロデュースの基本:問いや違和感を形にする方法

<ゼミ2> 7月11日(月)19:00-21:30 影山裕樹鈴木理映子 定員に達したため予約終了
アートを再構築する編集術

<ゼミ3> 8月1日(月)19:00-21:30  平昌子望月章宏 定員に達したため予約終了
「創客システム」としての広報(パブリック・リレーション)

<ゼミ4> 8月8日(月)19:00-21:30 若林朋子 定員に達したため予約終了
芸術助成制度を学ぶ 〜社会と芸術の良き関係構築に向けて〜

<ゼミ5> 9月5日(月)19:00-21:30  大舘奈津子 定員に達したため予約終了
美術のマネジメントを学ぶ 〜100年残る作品をつくるために〜

<ゼミ6> 9月12日(月)19:00-21:30  戸田史子藤井さゆり 定員に達したため予約終了 
舞台芸術のマネジメントを学ぶ〜現場の質を上げるために〜

<ゼミ7> 9月20日(火)19:00-21:30  林立騎 定員に達したため予約終了
リサーチ入門〜作品・企画・プロジェクトを豊かにするプロセス〜

<ゼミ8> 9月26日(月)19:00-21:30 田村かのこウィリアム・アンドリューズ 定員に達したため予約終了
有効なコミュニケーションを実現する「翻訳」との向き合い方

<ゼミ9> 10月3日(月)19:00-21:30 須田洋平 定員に達したため予約終了
表現の自由と制限:創作における法的課題のケーススタディ

<ゼミ10> 10月11日(火)19:00-21:30 岩城京子 定員に達したため予約終了
芸術を社会に開く文章術:わからなさを細分化する書き言葉

*詳細はページ下段にスクロールしてご覧ください。

7/31日現在:
全ての回で定員に達したため予約を終了しました。
9月からの回については、キャンセルが出た場合に限り、追加募集を致します。

<<お申込みフォームはこちらから>> *ご予約終了

受講料
ゼミ1回分受講 2,500円 
ゼミ3回分受講セット券 6,500円(1,000円お得!)
ゼミ5回分受講セット券 10,000円(2,500円お得!)
全ゼミ受講パス 20,000円(5,000円お得!)
*参加する初回のゼミにて、ご予約された全ゼミ合計金額を現金にてお支払いいただきます。

定員・お申込み
*参加ゼミ数に制限はございませんが、先着順となります。お早めにお申込みください。
*定員は各回15名程度を予定しています。

会場
SHIBAURA HOUSE  〒108-0023 東京都港区 芝浦3-15-4
http://www.shibaurahouse.jp/about/access_contact
JR 田町駅芝浦口より徒歩7分
都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分

お問い合わせ
特定非営利活動法人芸術公社 
artscommons.tokyo.inquiry@gmail.com
080-3936-6676

主催:特定非営利活動法人芸術公社
パートナー:SHIBAURA HOUSE 

プレスリリースダウンロード(1.7MB PDF)


<ゼミ1> 7月8日(金)19:00-21:30  相馬千秋
プロデュースの基本:問いや違和感を形にする方法
自ら芸術作品を作るのではなく、作品を特定の方向性や環境のもとに「作らせる」ことによって、新しい価値や流れを生み出すのがプロデューサーの仕事です。フェスティバル/トーキョー09-13や芸術公社をはじめ、国内外で作品やプロジェクトを多数企画してきた相馬千秋は、「プロデュースとは、自分が持つ社会に対する問いや違和感を、表現者やスタッフらと共に形にする思考/行動/お金のプラットフォームをつくること」と語ります。本講義では、相馬が手がけた数々のプロデュース例を紐解きながら、企画の発想法と実現のためのノウハウを伝授します。


<ゼミ2> 7月11日(月)19:00-21:30 影山裕樹鈴木理映子
アートを再構築する編集術
バラバラの素材を一冊の本やウェブにまとめ上げることで、あらたな価値や思想を社会に投げかける編集者。では、アートに関する本・雑誌は、「市場の論理」と「未来の読者」の間で、誰に向けて、何を目指し、どのような仕組みで世の中に発信されているのでしょうか。本講義では最新刊「あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか」などアート関連書の出版プロデュース・編集を行っている編集者の影山裕樹、「<現代演劇>のレッスン:拡がる場、超える表現」の編著者で、演劇ライターの鈴木理映子の二人から、具体的な編集プロセスや出版の歴史を実例に、アートや演劇の世界を再構築する編集術を学びます。


<ゼミ3> 8月1日(月)19:00-21:30  平昌子望月章宏 
「創客システム」としての広報(パブリック・リレーション)
PRとはパブリック・リレーション、すなわち「パブリックなものとの関係づくり」のことを意味します。マーケディングに基づく動員数拡大という数値的目標だけではなく、いかに観客との対話の中で、作品やプロジェクトの魅力を伝え、その反響や批評を再び観客と共有し、あらたな「創客」の循環を生み出していくのか。本講義では、共にF/T12-13、札幌国際芸術祭、恵比寿映像祭など多数のアートプロジェクトのPRを担当してきた平昌子、望月章宏に、一方通行の発信に止まらないPRのあり方や思想、そのノウハウについて学びます。


<ゼミ4> 8月8日(月)19:00-21:30 若林朋子 
芸術助成制度を学ぶ 〜社会と芸術の良き関係構築に向けて〜
国・自治体による公的助成、民間財団や企業の支援など、今日の日本の芸術助成制度は、助成目的の多様化に伴い複雑化しています。インディペンデントに活動するアートNPOや芸術団体にとっては、ファンドレイズは存続を左右する重要課題。本講義では、日本の芸術支援に詳しい若林朋子とともに、アートをめぐるお金の流れと助成制度の今を概観し、助成する側、される側双方の視点から社会と芸術の新たな関係性を考えます。


<ゼミ5> 9月5日(月)19:00-21:30  大舘奈津子 
美術のマネジメントを学ぶ 〜100年残る作品をつくるために〜
アートマネジメントの中でも、直にアーティストと対峙し、伴走するのが、アーティストレップやマネジメントと呼ばれる仕事です。アーティストのあらゆるニーズに応える基本業務に加え、社会や美術史といった大きな文脈を捉え、展覧会や出版物など具体的にアウトプットしていくことが求められます。これまで森村泰昌、荒木経惟、やなぎみわといった国際的アーティストのマネジメントに携わってきた大舘奈津子は、その原動力を「100年残る作品をつくるために」という一言で表現します。本講義では、現代美術のマネジメント術のA to Zを解説してもらいながら、そこに流れる根本的な姿勢を学びます。


<ゼミ6> 9月12日(月)19:00-21:30  戸田史子藤井さゆり 
舞台芸術のマネジメントを学ぶ〜現場の質を上げるために〜
「その場・その時」の一回性を基礎とする舞台芸術のマネジメントは、美術とはまた違ったスキルが求められます。創作の核となるアーティストだけでなく、異なる技能を持ち寄るスタッフや演者との信頼関係づくり、創作プロセスの共有・進行、モチベーションとバランスを保つフィーの支払い・・・これらは全て、作品の質を左右するほど重要でありながら、なかなか言語化・ノウハウ化が難しい部分でもあります。本講義ではこれまでPort B、リミニ・プロトコルなど数々の演劇作品の制作を手掛けてきた戸田史子、藤井さゆりに、その「最も言語化しにくい部分」を敢えて語ってもらうことで、舞台芸術制作のエッセンスを共有します。


<ゼミ7> 9月20日(火)19:00-21:30  林立騎 
リサーチ入門〜作品・企画・プロジェクトを豊かにするプロセス〜
昨今、リサーチを単なる下準備としてではなく、創作や企画における不可欠なプロセスと位置付け、その手法やチーム体制自体を更新しようとする動きが生まれています。作品やプロジェクトを豊かにするためのリサーチとは、いったいどのように行われているのでしょうか。本講義では、ノーベル賞作家エルフリーデ・イェリネクの翻訳者としてのリサーチから出発したのち、高山明/Port Bの『東京ヘテロトピア』や『大分メディアコレジオ』でリサーチを統括、さらに東京芸大でリサーチプロジェクト「geidaiRAM」を運営する林立騎に、リサーチの複数のタイプや動き方、思想について学びます。


<ゼミ8> 9月26日(月)19:00-21:30 田村かのこウィリアム・アンドリューズ
有効なコミュニケーションを実現する「翻訳」との向き合い方
海外作品の上演やそれに伴うトークイベント、多言語での報告書作成など、アートの企画・制作において翻訳・通訳が必要になるとき、求められるのはどんな「翻訳」でしょうか。単なる言葉の変換ではなく、異なる価値観や文化を超えて創作・対話するための具体的な方法を考えることは、アートと社会をつなぐ表現につながるはずです。本講義では、アート専門の通訳・翻訳者の活動団体「Art Translators Collective」を設立した田村かのこと、フェスティバル/トーキョーなど多くの国際芸術事業の翻訳を行うウィリアム・アンドリューズと共に、伝えたい他者に届けるための翻訳の可能性について考えます。


<ゼミ9> 10月3日(月)19:00-21:30 須田洋平 
表現の自由と制限:創作における法的課題のケーススタディ
民主主義国家では「表現の自由」が保障されている、というのは本当でしょうか。それはどのような法的根拠のもとに、どのような前提のもとに成立している「自由」なのでしょうか。この講義では、弁護士として芸術公社の監事・法務顧問を務める須田洋平とともに、著作権や性的表現など、芸術表現の自由と制限が拮抗する判例のケーススタディを行い、創作に法的課題を再確認します。


<ゼミ10> 10月11日(火)19:00-21:30 岩城京子
芸術を社会に開く文章術:わからなさを細分化する書き言葉
多くの人は、芸術にも他の学習科目のように「正しい解答」を探してしまい、「わかる/わからない」の二元論で作品を片付けてしまいがちです。しかし、芸術作品とは「解答」ではなく「質問」を投げかける装置です。アート・ジャーナリストは、個々のアートが投げかける問いが、よりビビッドに鑑賞者に突き刺さるように、そして芸術が社会をより深く思考するための試金石になることを気づかせることを専門とします。本講義では舞台芸術ジャーナリスト・演劇研究者の岩城京子氏を迎え、単に作品の良し悪しを語る批評を越えて、社会において「芸術について書くこと」の意義と作法について、実際のライティング指導も交えて学びます。


<<お申込みフォームはこちらから>>

プレスリリースダウンロード(1.7MB PDF)