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Chim↑Pom レクチャーパフォーマンス『Chim↑Pom劇場』

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作品紹介

Chim↑Pom がChim↑Pom を語る、初のレクチャーパフォーマンス! 

結成から11年。社会に真正面から向き合い、既存の境界や規範を確信犯的に揺さぶり続けてきた芸術家集団Chim↑Pom。福島の帰還困難区域で開催中の、観に行くことができない展覧会「Don’t Follow the Wind」、歌舞伎町のど真ん中で取壊し寸前のビル一棟を丸ごと作品として提示した最新プロジェクト「また明日も観てくれるかな?」など、その芸術行為は常に現実に介入し、現実以上の何かを観るものに突きつけてきた。その周辺に例外なく「出来事」を生成し、賛否両論、膨大な言説をアートの外側へと開いてきたChim↑Pomは、その存在自体が演劇的であるとも言える。

今回彼らは、シアターコモンズからの依頼を受け、これまでのプロジェクトと現在を接続するレクチャーパフォーマンスを製作、新作映像を交えて上演する。SHIBAURA HOUSEの無色透明な空間が、彼らの介入によってどのような「劇場」として立ち現れるのか、目が離せない。

アーティスト

Chim↑Pom

2005年、卯城竜太・林靖高・エリイ・岡田将孝・稲岡求・水野俊紀により結成。時代と社会のリアルに全力で介入した強い社会的メッセージを持つ作品を次々と発表。東京をベースに、世界中でプロジェクトを展開する。2015年アーティストランスペース「Garter」をオープン、キュレーション活動も行う。福島第一原発事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで「観に行くことができない」国際展「Don’t Follow the Wind」を立ち上げ、作家としても参加、2015年3月11日にスタートした。近年の主な著作に『芸術実行犯』(朝日出版社)、『SUPER RAT』(パルコ)、『エリイはいつも気持ち悪い』(朝日出版社)、『Don’t Followthe Wind』(河出書房新社)がある。

クレジット

構成・演出│Chim↑Pom

上演記録

シアターコモンズ’17

2017年2月2日〜5日

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