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【参加者募集】 令和6年度 港区立みなと芸術センター整備に向けたプレ事業 上田久美子「リーディング・ワークショップ」(9/1締切)

2024.08.19
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2027年に浜松町駅に開館予定の「港区立みなと芸術センター」。港区は、このセンターが広く周知され愛される施設となるよう、開館前から区内のコミュニティや団体との連携のもと、プレ事業を展開しています。その一環として今回、アーティストが企画する3種類のユニークなワークショップを開催します。

そのうちの一つが、劇作家・演出家の上田久美子による「リーディング・ワークショップ」です。私たちは日常的に、様々な物語を生きています。でも、文字に書かれたものがたりを声に出して読む、ということはほとんどありません。今回のワークショップでは、上田久美子が現在執筆中の戯曲や、はるか昔に書かれた古典戯曲などを皆で声に出して読みながら、その物語の背後にある社会や家族の問題について議論をします。とりわけ、家族や社会のケアを担ってきた女性たちの視点に注目し、港区という都市空間の特性を踏まえた上演の可能性をともに探っていきます。

【構成・演出】

上田久美子

©️matron2023

奈良県出身。一般企業勤務を経て、宝塚歌劇団演出部に入団。オリジナル戯曲で深遠なテーマ性とエンタテイメント性を両立させ支持を集めたが、2022年に退団。同年に、人間ドラマの世界と植物界の二重構造を描いたスペクタクルリーディング「バイオーム」にて岸田國士戯曲賞ノミネート。2023年、全国共同制作オペラシリーズ「道化師」「田舎騎士道」で初めてオペラ演出。関西弁超訳の字幕と、19世紀イタリアの庶民の情景を現代日本の貧困の現実に置き換えた演出が話題に。2023年-2024年、フランス研修。

上田久美子さんよりコメント

フランスで出会ったある亡命者の俳優が、イラクの砂漠の街に残してきた厳格なムスリムの母親の話を私にしました。私の観点では女性にとって過酷すぎる環境の中で、その人の記憶の中の母親は、私の思う虐げられる女性とはかなり違った形で存在しているようでした。私は、その母親を、私の記憶の中の日本の母親たちに会わせたいという衝動を感じました。私は彼女たちの存在について、西洋的なフェミニズムの文脈から離れて観察してみたいと思って戯曲を書きましたが、まだ未完成です。私はそれを皆さんと読んでみることで、私たちが生きる物語や過去の女性たちが生きた物語を、客観的に観察してみたいと思っています。

【募集要項】

実施スケジュール

第1回:9月21日(土)14:00-17:00

第2回:10月13日(日)15:00-17:00

第3回:11月10日(日)15:00-17:00

第4回:12月8日(日)14:00-17:00

第5回:12月22日(日)14:00-17:00

第6回:1月12日(日) 15:00-18:00

会場

旧三田図書館(〒108-0014 東京都港区芝5丁目28−4)
他、港区周辺

電車でのアクセス :JR 田町駅三田口より徒歩5分、地下鉄都営三田線・浅草線 三田駅A3出口より徒歩2分

対象

全日程参加できる方

定員

20名程度(応募者多数の場合は抽選・港区内在住・在勤・在学者優先)

参加費

無料 ※WS内で移動する場合、交通費は自己負担となります。

募集締切

2024年9月1日(日)23:59まで(結果は2024年9月5日(木)までにメールにて通知)

使用言語

主に日本語を使用します。

申し込み方法

※ワークショップへのお申し込みは終了しました(10/1)。

応募は以下のGoogleフォーム(https://forms.gle/fgMKyVKmtutApdDr9)から、必要事項を全てご記入の上、お送り下さい。

お問合わせ

主催:港区

事務局・お問合せ先:NPO法人芸術公社(藤崎・吉岡)

E-mail|artscommons.tokyo.inquiry@gmail.com

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