シンポジウム『「港/とびら」としての劇場〜みなと芸術センターが目指すもの〜』令和6年1月8日(月・祝)
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港区文化芸術振興プランでは、目指すべき将来像として『多様な人と文化が共生し文化芸術を通じて皆の幸せをめざす世界に開かれた「文化の港」』と掲げています。
新たに誕生するみなと芸術センターは、文化芸術の中核拠点と期待されており、文化や人が往来・遭遇する「舞台」であると同時に、時代や地域を超えて他者・他所とつながる「とびら」ともなるはずです。
今回のシンポジウムでは、劇場がもつ「とびら」としての可能性に着目し、共生社会の実現という大きな理念のもとでみなと芸術センターが目指すものについて、多様な視点から議論を深めます。
日時
令和6年1月8日(月・祝)午後2時~午後5時(午後1時30分開場)
会場
赤坂区民センター
港区赤坂4-18-13(赤坂コミュニティーぷらざ内)
・地下鉄 銀座線・丸ノ内線:赤坂見附駅下車 A出口徒歩10分
・地下鉄 大江戸線・銀座線・半蔵門線:青山一丁目駅下車 4番出口徒歩10分
※当区民センターには専用の駐車場はありませんので、お車での来場はご遠慮ください。
参加方法
- 参加費無料 どなたでもご参加いただけます。
- 手話通訳あり
- 一時保育あり(4ヵ月~就学前、5人程度。希望する人は12月25日(月)までにお申込みください)
- 定員|400名 (申込順)
- 募集期間|12月1日(金)〜令和6年1月5日(金)
- お申込み方法|お申込み込フォームからお申し込みください。
お申込みフォームへはこちらのQRコードからもアクセスいただけます。
【シンポジウム】
第1部|午後2時〜午後2時45分
- みなと芸術センターの概要
登壇者|荒川正行(港区文化芸術事業連携担当部長) - 文化政策と共生社会
登壇者|片山泰輔(静岡文化芸術大学教授、みなと芸術センター統括参与) - 事例紹介
登壇者|平野智子(一般財団法人港区国際交流協会)
第2部|午後2時55分〜午後5時
みなと芸術センターは浜松町駅から直結、羽田空港や東京湾の埠頭にも隣接する好立地に建設が進められており、開館後は「文化の港」としての役割が期待されています。「港」を意味する英語Port が「とびら」も意味するように、みなと芸術センターは、文化や人が往来・遭遇する「舞台」であると同時に、アートの想像力によって時代や地域を超えて他者・他所と繋がる「とびら」ともなるはずです。
第2部では、文化事業、都市計画、コミュニティづくりなど港区内で現在進行形のプロジェクトに関わる実践者らを交え、劇場がもつ「とびら」としての可能性に着目し、みなと芸術センターが目指すものについて多様な視点から議論を展開します。
登壇者|内田まほろ(JR東日本文化創造財団 TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟準備室長)
坂倉杏介(東京都市大学都市生活学部教授)
羽藤英二(都市工学者、東京大学大学院工学系研究科教授)
司会|相馬千秋(アートプロデューサー、みなと芸術センター事業制作専門参与)
【登壇者 プロフィール】
内田まほろ(うちだ・まほろ)
JR東日本文化創造財団 TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟準備室長。大阪・関西万博 テーマ事業シグネチャーパビリオン「いのちの未来」企画統括。知と美が融合する公共の場づくりを目指し、JR東日本で文化施設の立ち上げに参画する傍ら、国内外のミュージアムにてアドバイザー、コミッショナー等を務める。2002-2020年、日本科学未来館勤務。科学とアートやデザインを融合した、数多くの企画展、常設展の開発に従事。Barbican Centreゲストキュレーター、グッドデザイン賞審査委員等。
坂倉杏介(さかくら・きょうすけ)
東京都市大学都市生活学部教授。博士(政策・メディア)。専門はコミュニティマネジメント。三田の家LLP代表、NPO 法人エイブルアートジャパン理事ほか。多様な主体の相互作用から新しい価値を生み出す「共創プラットフォーム」という視点から、ウェルビーイングとイノベーションを実現するコミュニティ形成を実践的に研究している。芝の家やご近所イノベーション学校(港区)をはじめ、多様な人々がそれぞれの持ち味を発揮したローカルプロジェクトを全国各地で実践。現在は、リビングラボ・プロジェクトを大学の地元・世田谷区尾山台にて進行中。
羽藤英二(はとう・えいじ)
1967年生まれ。東京大学大学院工学系研究科教授。専門は都市工学、社会基盤計画、マサチューセッツ工科大学客員研究員、リーズ大学客員研究員、カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員教授、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻准教授を経て現職。移動ネットワーク上の意思決定モデルに関する研究で米谷・佐佐木賞、世界交通学会Bursary Prize、交通工学論文賞など多くの賞を受賞。陸前高田の復興計画やモビリティ・クラウドの研究開発に従事しながら、東京2060プロジェクトに取り組む。
平野智子(ひらの・ともこ)
2012年に一般財団法人港区国際交流協会入職。一般財団法人自治体国際化協会認定多文化共生マネージャー。外国人住民のための相談及び多言語支援事業のほか、港区委託事業「地域で育む日本語学習支援プロジェクト」の一環として、外国人の地域参画に向けた受け入れ環境の整備、「やさしい日本語」を通じた交流の推進等に取り組む。東京都庭園美術館との連携によるプログラムを実施したことをきっかけに、アートによる多文化共生の場づくりにも関心を持つ。
片山泰輔(かたやま・たいすけ)
静岡文化芸術大学文化政策学部教授。みなと芸術センター統括参与。慶應義塾大学経済学部卒、東京大学大学院経済学研究科修了。専門は芸術文化政策、財政・公共経済。文化経済学会<日本>会長。公職として(公財)東京交響楽団評議員、(一社)浜松創造都市協議会代表理事、滋賀県文化審議会会長等。1995年、芸術支援の経済学的根拠に関する研究で日本経済政策学会賞(奨励賞)、2007年、『アメリカの芸術文化政策』で日本公共政策学会賞(著作賞)受賞。港区在住。
相馬千秋(そうま・ちあき)
アートプロデューサー。みなと芸術センター事業制作専門参与。東京藝術大学大学院美術研究科准教授。2017年より毎年港区で開催されている「シアターコモンズ」実行委員長兼ディレクター。NPO法人芸術公社代表理事。演劇、現代美術、社会関与型アートなど領域横断的な同時代芸術のキュレーション、プロデュースを専門としている。
主催:港区
問合せ先:NPO法人芸術公社
電話:080-3936-6676 (祝日を除く月~金曜 午前10時~午後4時)
メール:artscommons.tokyo.inquiry@gmail.com
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