シアターコモンズ’18 レポートブック
- フェスティバル
- 作品プロデュース
- ワークショップ
- シンポジウム
シアターコモンズは、演劇的な発想を活用することで 「来たるべき劇場/演劇」の形を提示するプロジェクトです。第2回となるシアターコモンズ’18では、「グラデーションとして世界を捉える方法」をテーマに、演劇公演、レクチャーパフォーマンス、ワークショップ、対話型イベントなど、港区内で3週間にわたり開催しました。
目次
02 ディレクターメッセージ
「グラデーションとして世界を捉える、ささやかな方法」相馬千秋
06 ブシュラ・ハリーリ「テンペスト・ソサエティ」
08 藤井光「ピレウス/ヘテロクロニア」
10 REVIEW 「ヨーロッパ/難民の物語=歴史の断片化を経験する」西本健吾
12 ジュリアン・フルネ/アミカル・ド・プロダクション「友よ、いざ休息の時は来た」
14 REPORT「経験のメディウム」吉田杏
16 森村泰昌「芸術家Mの『にっぽん、チャチャチャ!』」
18 REVIEW「受容器としての芸術家」西本健吾
20 萩原雄太/かもめマシーン「しあわせな日々」
22 REVIEW「攪するノイズ、溶ける『しあわせ』」寺門信
24 シュウ・ジャウェイ「黒と白―パンダ」
26 REPORT「『黒と白─パンダ』レポート」寺門信
28 マーク・テ/ファイブ・アーツ・センター
「バージョン2020:マレーシアの未来完成図、第3章」
30 Scene/Asia ワークショップ&アッセンブリー
33 「転移を常態とする現代アジアを読み解くためのメソドロジー」岩城京子
36 小泉明郎「私たちは未来の死者を弔う」
38 劇団アルテミス「こんにちは、大気圏」
40 REPORT「雨の弔い」庄子真汀
41 REPORT「未来である子供の未来である大人」吉田杏
44 「集会(アセンブリ)としての演劇/劇場—シアターコモンズ’18のために」内野儀
50 シアターコモンズʼ18 シンポジウム
「ワークショップは可能か?―経験を生成する共同体と、芸術創造のあらたな方法論に向けて」カゲヤマ気象台、小松理虔、高山明、田中功起、濱野智史 (シアターコモンズ’18シンポジウム再録)
シアターコモンズ’18
「グラデーションとして世界を捉える方法」
会期|2018年2月22日(木)〜3月11日(日)
会場|東京都港区各所
参加アーティスト|
ブシュラ・ハリーリ [モロッコ/ドイツ]、藤井光、ジュリアン・フルネ/アミカル・ド・プロダクション [フランス]、マーク・テ/ファイブ・アーツ・センター [マレーシア]、森村泰昌、萩原雄太/かもめマシーン、小泉明郎、シュウ・ジャウェイ [台湾]、劇団アルテミス [オランダ]