REPORTS

シアターコモンズ’20 レポートブック

  • フェスティバル
  • 作品プロデュース
  • ワークショップ
  • シンポジウム

シアターコモンズは、演劇的な発想を活用することで 「来たるべき劇場/演劇」の形を提示するプロジェクトです。第4回となるシアターコモンズ’20では、「聞くことのポリティクス−分断と不和を乗り越えるために」をテーマに、演劇公演、レクチャーパフォーマンス、ワークショップ、対話型イベントなどを港区内で開催しました。

目次

04 シャンカル・ヴェンカテーシュワラン「インディアン・ロープ・トリック」 REVIEW「生き延びる(ための)トリック」高橋彩子(演劇・舞踊ライター)

 

08 ジルケ・ユイスマンス&ハネス・デレーレ「快適な島」REVIEW「『隔離』と『感染』のデジタル・ドラマトゥルギー」岩城京子(演劇パフォーマンス学研究)

 

14 小泉明郎「縛られたプロメテウス」REVIEW「水槽のなかの脳は何の夢をみる?」中村佑子(映画監督・作家)

 

20 ナフーム「Another Life」「軌道のポエティクス」REVIEW「宇宙を心に宿す、喚起の劇場」塚田有那(編集者、キュレーター、一般社団法人Whole Universe代表理事)

 

24 キュンチョメ「いちばんやわらかい場所」REPORT「『私』から離れて隣り合う」芝田遥(制作者)

 

28 芸術祭の時代における危機管理ワークショップ REPORT「表現の自由と危機管理」吉田隆之(大阪市立大学大学院准教授)
※『芸術祭の危機管理』(文化とまちづくり叢書/水曜社)より転載

 

34 市原佐都子/ジャコモ・プッチーニ「蝶々夫人」REVIEW「人間は深い淵」森岡実穂(オペラ演出批評)

 

36 中村大地/松原俊太郎「正面に気をつけろ」REVIEW「『正面』から/を問うセ(ルフ)リフレ(クション)」山﨑健太(演劇批評)

 

42 コモンズ・フォーラム#1 芸術と社会 伊藤昌亮(社会学者、『ネット右派の歴史社会学』著者)、藤井光(アーティスト)、相馬千秋(あいちトリエンナーレ2019キュレーター、シアターコモンズ・ディレクター) 司会:藤田直哉(文芸評論家)

 

48 コモンズ・フォーラム#2 芸術と公共性 北川フラム(アートディレクター)、卯城竜太(Chim↑Pomメンバー)、小林恵吾(早稲田大学建築学専攻准教授、建築家、NoRA共同主宰)、若林朋子(プロジェクト・コーディネーター、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授)、津田大介(ジャーナリスト、あいちトリエンナーレ2019芸術監督) 司会:相馬千秋(あいちトリエンナーレ2019キュレーター、シアターコモンズ・ディレクター)

 

54 コモンズ・フォーラム#3 芸術と仮想性 シャルル・カルコピノ(キュレーター)、リン・ジンヤォウ(C-LAB台湾サウンドラボ ディレクター)、小泉明郎(アーティスト)、相馬千秋(シアターコモンズ・ディレクター) 司会:岩城京子(演劇パフォーマンス学研究者、アントワープ大学専任講師)

 

60 コモンズ・フォーラム#4 芸術と政治 クララ・チュン/ガム・チェン(アーティスト、C&Gアートディレクター、香港湾仔区議会議員)、キュンチョメ(アーティスト)、 高山明(演出家、Port B主宰)、津田大介(ジャーナリスト、あいちトリエンナーレ2019芸術監督) 司会:相馬千秋(あいちトリエンナーレ2019キュレーター、シアターコモンズ・ディレクター)

 

シアターコモンズ’20

「聞くことのポリティクス−分断と不和を乗り越えるために」

会期|2020年2月27日(木)〜3月8日(日)

会場|東京都港区各所

参加アーティスト|
シャンカル・ヴェンカテーシュワラン[インド]、ジルケ・ユイスマンス&ハネス・デレーレ[ベルギー]、小泉明郎、ナフーム[メキシコ/ドイツ]、キュンチョメ、市原佐都子/ジャコモ・プッチーニ、中村大地/松原俊太郎

レポート一覧へ戻る