シアターコモンズラボ2017-2018 レポートブック
- 作品プロデュース
- ワークショップ
- シンポジウム
- 人材育成
2017年からスタートした新規人材育成事業「シアターコモンズ・ラボー社会芸術アカデミー事業」の第1期(2017年度)レポートブック。1年間を通じて5つのラボとセミナーシリーズを開催、100名を超える受講者が演劇的発想を活用し、それぞれの問題意識をあらたな創作や企画に接続するワークショップに参加。その濃密な学びの時間を写真と文章で記録しました。
https://theatercommons.tokyo/lab/
高山明ラボ
都市を異なる視点で捉え、 アートプロジェクトとして再組織化する技術
ディレクター|高山明(演出家、アーティスト、Port B主宰)
ゲスト|「東京修学旅行プロジェクト:台湾編」リサーチャー
森山直人ラボ
芸術史と「いま・ここ・わたし(たち)」を接続する技術
ディレクター|森山直人(演劇批評家、京都造形芸術大学舞台芸術学科教授)
ゲスト|川島健(演劇研究者)、横山義志(演劇研究者)、萩原健(演劇研究者)、上田洋子(ロシア文学者)、高橋宏幸(演劇批評家)、加治屋健司(美術史家)、岩城京子(演劇研究者)[登壇順]
夏期集中ラボ 「みちのくアート巡礼キャンプ」
夏の東北を巡る、1ヶ月の集中ワークショップ
講師|赤坂憲雄(民俗学者)、石倉敏明(人類学者)、岡田利規(演劇作家、小説家)、小森はるか+瀬尾夏美(アーティスト)、砂連尾理(振付家、ダンサー)、服部浩之(インディペンデント・キュレーター)、古川日出男(作家)、相馬千秋(アートプロデューサー)[登壇順]
ドラマトゥルギー・ラボ
語るためのフレームや話法を生み出す技術
ディレクター|相馬千秋、大舘奈津子(芸術公社)
ゲスト|市原佐都子(劇作家、演出家、小説家)、深田晃司(映画監督)、百瀬文(アーティスト、映像作家)、温又柔(小説家)[登壇順]
冬期集中ラボ「スペクタクルの林間学校」
演劇的発想を応用し、 世界を新鮮に知覚・交換・共有する技術
企画|ジュリアン・フルネ(アミカル・ド・プロダクション)
共同企画|アンナ・チャプスキー(ドラマトゥルク)、マリオン・ル・ゲルエ(プロデューサー)
オープンセミナー
社会にコミットするアートマネジメントの必須スキルを学ぶ
講師|相馬千秋(アートプロデューサー)、若林朋子(プロジェクト・コーディネーター)、須田洋平(弁護士)、山内真理(公認会計士・税理士)、林立騎(翻訳者、演劇研究者)、岩城京子(演劇研究者)[登壇順]
最終報告会
プログラムの枠を超えて、 参加者たちが交流と受講後の現在を報告し合う
日時|2018年3月10日[土]
会場|SHIBAURA HOUSE
参加者|濱野智史、吉田杏、上地里佳、小松理虔、 柴田悠、寺澤亜彩加、萩原雄太、カゲヤマ気象台
スタッフ|藤井さゆり、鈴木理映子、柴原聡子
文化庁委託事業「平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催|文化庁、特定非営利活動法人芸術公社
制作|特定非営利活動法人芸術公社