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シアターコモンズ’23 パンフレット
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丸3年が経過したパンデミック。往来や接触が制限された「触れられない時代」は、ようやく次のフェーズに進もうとしているように思われる。国境が開き、共集の場も回復しつつある。人々は移動と接触を再開し、コロナ時間に強制同期させられた時計は、少しずつ個々の時を刻み始めているようだ。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻、それに端を発するエネルギー危機やインフレーションなど、地球規模の不安は増大し、不確実性の中でどう生き延びていくかという課題は切実感を増す一方だ。他者の痛みに触れ、歴史と記憶に触れ、未知の生命や存在に触れる。あるいは最新のデジタル技術の力も借りて、イマジナリーな触覚で触れる。その時、私たちの触覚は自由に拡張し、既知の身体感覚をラディカルに更新するはずだ。それは他者・他所への共感にもつながる。その可能性を芸術実践に取り入れていくことによって、あらたな触覚的ドラマトゥルギーの扉を開く。
シアターコモンズ’23
Rebooting Touch 触覚の再起動
会期 |2023年2月23日(木・祝)- 3月5日(日)
会場 |東京都内エリア各所およびオンライン
アーティスト |
小泉明郎
サエボーグ
佐藤朋子
中村佑子
ほか
主催 |シアターコモンズ実行委員会
台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
ゲーテ・インスティトゥート東京
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
オランダ王国大使館
特定非営利活動法人 芸術公社
パートナー |SHIBAURA HOUSE
助成 |令和4年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
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