シアターコモンズ’19 レポートブック
- フェスティバル
- 作品プロデュース
- ワークショップ
- シンポジウム
シアターコモンズは、演劇的な発想を活用することで 「来たるべき劇場/演劇」の形を提示するプロジェクトです。第3回となるシアターコモンズ’19では、「都市をサバイブするための、ツールとしての演劇」をテーマに、演劇公演、レクチャーパフォーマンス、ワークショップ、対話型イベントなどを港区内で開催しました。
目次
-総評「東京五輪の陰画に登場する『歴史の屑拾い』」岩城京子
-シアターコモンズ’19 オープニングシンポジウム「未来の祝祭、未来の劇場」再録 登壇者:安藤礼二、高山明、シャンカル・ヴェンカテーシュワラン 司会:相馬千秋
REVIEW
– 星野太 「シャンカル・ヴァンカテーシュワラン『犯罪部族法』東京公演レポート」
– 菅原伸也「個人性と普遍性をいかにして架橋するかー《可傷的な歴史(ロードムービー)における『別種のフォルマリスム』」
– 三浦翔 「儀礼的なものを共有すること」
– 越智雄磨「イリュージョンなき涙ー『悲劇の誕生』について」
– 佐藤朋子「走る身体と留まる声ーレクチャーパフォーマンスにおける媒体としての話者」
– 前原拓也「江文也というXを巡ってーワン・ホンカイ『This is no country music』ー」
– 水野妙 「真空のモンタージュ:歌と音声の中の異邦性」
– 林立騎 「壁の崩壊と風ーPort B『新・修学旅行プロジェクト:福島編』」
REPORT
– 黒川知樹「『犯罪部族法』ポスト・パフォーマンス・ワークショップレポート」
– なかむらなおき「刹那と悠久ー『しっぽをつかまれた欲望』リーディングパフォーマンス レポート」
– 冨士盛健雄「わたしたちの部屋ー『アリス・イン・ベッド』リーディングパフォーマンス レポート」
– 川本瑠 「都市で体感する『更地』の可能性」
「都市をサバイブするための、ツールとしての演劇」
会期|2019年1月19日(土)・20日(日)/ 2月22日(金)〜3月13日(水)
会場|東京都港区各所
参加アーティスト|
シャンカル・ヴェンカテーシュワラン[インド]、田中功起、小泉明郎、マキシム・キュルヴェルス[フランス]、オグトゥ・ムラヤ[ケニア/オランダ]、島崇/パブロ・ピカソ、中村佑子/スーザン・ソンタグ、萩原雄太/太田省吾、ワン・ホンカイ[台湾]、ラビア・ムルエ[レバノン/ドイツ]、高山明/Port B